全体像、細部と見てきたLowdenのジャズ用エレガットS-25Jですが今回はついに音色編です。
手元にあった楽譜から雰囲気が合いそうなものを一曲。イングランド民謡のグリーンスリーブスです。Lowdenはアイルランド製の楽器なのでお隣ですね。
アンプを通さずに生音をiPhoneのボイスメモで録っています。腕前はともかくとしてなかなか良い音だと思うのですがどうでしょうか。お腹に響く低音が気持ちが良いのと、楽曲のせいもあると思いますが高音弦をかき鳴らすとどこか古楽器みたいな雰囲気もあります。(ああ、、音を記述するボキャブラリーがないことを痛感。。
弾き心地はというと、ナイロン弦にしてはネックが細身なのでとても弾き易いです。Lowdenのナット幅は47.5mm。他のギターもついでに測ってみると・・・
60年代後半のナローネック期と呼ばれる時期のものです。細い!
マカフェリ:Dupont DM-50:44mm
スチール弦の平均はこのくらいでしょうか。弾き易いです。
ナイロン:Martin 00-18C:50mm
これでも普通のクラシックギターよりは細いかと。若干太く感じます。
スチール弦の2本と比較すると太めですが、同じナイロン弦のMartinと比べると若干細いですね。握りもいいのでスチールからの持ち替えでもほとんど違和感はないです。
これでLowdenのギターについて一通り紹介しきりました。あ、ひとつ言い忘れていたことが。。到着してケースを開けた時の第一印象だったんですが、このギターはとても良い匂いがします。甘くて優しい香りです。木の香りか接着剤か塗料か、、なんだろうね?
最後までお読みいただきありがとうございます。