Jim DunlopのDVP4というボリュームペダルを愛用している。
持ち運びやすい小型ペダルの選択肢はいくつかあるが、その中からバランスの良いものを選んだ。
専らシンプルなボリュームペダルとしての使用だが、そういえばエクスプレッションペダルとしても使えるらしい。
ところで僕のメインボードの最後段にはStrymonのDECOを置いている。
サウンドに懐かしさのあるサチュレーションとテープディレイで軽く味付けする役割だ。
こいつにはVolumeノブがあるので全体の音量調整にも使える。
DECOもmidiペダルの代表選手のようなStrymon製だ。
例には漏れず、エクスプレッションペダルでのノブ操作はお手のものだ。
DECOのスイッチを同時に長押しするとLEDが緑に点滅する。
ペダルをヒール側に倒して、Volumeノブを0位置にセット。
続いてトゥ側に倒して、良い具合の位置にVolノブをセットすれば完了だ。
ペダルを踏み込んでみるとなるほど音量が変わる。
ただ違和感がある。
ヒールからトゥに少し倒しただけで音量がガクッと大きく上がってしまう。
これはDVP4のカーブの仕様なのか?
それともDECOの設定を間違えいてるのか?
色々と勘繰って調べてみるもなかなか分からない。
ひとまずDVP4の裏蓋を開けてみる。
Expモードにはなっているし、midi信号の可変幅を変えるTrimも0-127に設定されているようだ。
おや?Tip-RingのdipスイッチがRingになっているぞ。
マニュアルにはTipが工場出荷時のデフォルト設定とあった。
こいつをTipにセットし直してみる。
ヒールからトゥへ踏み込むと滑らかに音量が上がっていくことを確認できた。
これでボリュームペダルにありがちな音質劣化とも無縁だ。
ちなみにDECOのDoubletracker側をペダル操作すると、キュルキュルと狂ったテープのような音が鳴らせて実用性は兎も角として楽しい。
一台のエクスプレッションペダルで、複数ノブ操作を切り替えられると便利だが可能なのだろうか。
ひとまず本日はここまで。