ドラムとベースがやってきた
同僚と組んでいるバンドにドラムとベースが加入して初めての練習でした。
ドラムは吹奏楽部でパーカッションを担当していたらしくジャズは初めてとのことでしたがバッチリ。今までは僕が遊びで叩いていましたが雲泥の差です。
ベース(妻)は軽音楽部で弾いていたんですが今回が久々の演奏。家でしっかり合わせていったのでこちらも上々。関係ないですがベースの電気系の調子が悪く音量が小さくなったり、音が出にくいことがあるので一度調整に出した方が良いみたいです。
いざリズム隊が入って合わせてみると今までと全然違ってかなり良い感じになりました。それは大変よろしいのですが一つ困ったことがありまして。。
今まではサックス、ペットとギターの僕の三人だったんですよ(なんてアンバランスな構成だ。。)必然的に管楽器の二人がリードを担当し、僕は四つ切りかボッサ風のどちらかでバッキングをしてリズムとベースを適当に受け持っていたわけです。ここにドラムとベースが入ったことで僕の役割がなくなった。。というわけで伴奏も研究しないとね。
Stan Getsのat Storyvilleというアルバムが大好きなのですが、このテーマ部でのゲッツのクールな演奏の呼吸の合間を縫うようなジミー・レイニーの軽快なギタープレイ。こんな感じに颯爽と弾けるといいなあと憧れます。
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ボリュームペダルが気になる
ワイヤレスシステムに引き続き、楽器屋ポイントで演奏環境を整えようというシリーズです。今回はボリュームペダル編。
そもそも。。。
うーん、アコースティック楽器を部屋で弾くと十分に生音が大きく聴こえるんで、ペダルで絞っても効果ないんじゃないのかって気もするけど。。まぁスタジオで演奏するときには欲しいこともあるしフルアコやエレキでも使いたいし持ってても困らないかな。。(これはもう自分でも分かっていますが気になる機材を触ってみたいだけです。
ハイorロー
調べてみるとボリュームペダルにはハイインピーダンス、ローインピーダンスの2種類があります。電気的な入出力の話らしいのですがややこしいことは置いておいて結果だけを書きますと、、
1.パッシブピックアップのギターの直後に繋ぐならばハイ
2.アクティブピックアップのギターの直後に繋ぐならばロー
3.エフェクターを挟んで繋ぐならばロー
4.ワイヤレスを繋ぐならばロー
を使うのが良いとのこと。ロー出しハイ受けという原則に則りどんな時でもハイでOKという声もちらほらと。。ただし逆はNGなので、パッシブギターにローのボリュームペダルを直で繋ぐのはやめた方が良いようです。
選択基準
インピーダンスで選ぶ
エレガットはアクティブピックアップなのでボリュームペダルはロー、エレキはパッシブなのでハイ。
両方使いたいとなると選択肢は
1.常にワイヤレスを使う(orエフェクターを挟む)と腹を括ってロー
2.なんでもハイでOKという言葉を鵜呑みにしてハイ
3.両方に対応したモデル
の三択です。
サイズで選ぶ
BOSSのワイヤレス、ルーパーと小さいボードに並べて使いたいと考えているのでサイズは重要です。BOSSのコンパクトエフェクターの奥行きは約12cm。このサイズにできる限り近づけたいです。
候補
JIM DUNLOP / DVP4 Volume X Mini Pedal
こちらは奥行き15.3cmです。
写真では良い質感に見えますね。丈夫そうだし表面の凸凹のゴムも滑りにくそうです。踏み込みの硬さもトルク調整可能。
電源いらずのハイインピーダンスモデルです。
Mooer / Leveline
ロードバイクなどちょっと良い自転車のペダルような見た目です。
特筆すべきはそのサイズで奥行きはなんと12.8cmです。エフェクターと変わらへんやん。。前後にパカッとツメが開く仕掛けがあり使用時は踏み込み面積を広くできる仕様です。
こちらは電源が必要ですがハイでもローでもいけちゃうみたいです。いいっすね。
結論
見た目や踏み心地が良さそうなのはJIM DUNLOPですが、サイズとインピーダンス問題ではMooerに軍配が上がります。よしMooerだ!と思ったんですがポイントを使いたかった楽器屋通販に取り扱いがありませんでした。一旦保留だ〜。
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ベースとギターで練習しています
同僚のサックス、トランペットとバンドを組んでいるという話を以前にしましたが、次の練習は妻も参加することになりました。彼女は高校時代に軽音部でベースをかじっていたので、最近はギターと一緒に練習しています。
曲目は枯葉とFly me to the moonです。「はじめてのジャズベース」という教則本に載っていたウォーキングベースラインを弾いてもらい、その上で僕がギターでコードやメロディを弾くのですがベースがいるとコード弾きが全然違いますね。今までのバンド練習では僕が隙間なくコードを弾いてリズムを取っていたんですが、そのあたりの役割をベースが担ってくれるのでギターは比較的気楽に高音弦だけでコードを作ってみたり長めに音を伸ばしてみたりと、和音的にもリズム的にも遊びができます。
特にコードフォームは馴染みのある5or6弦ルートで弾いてしまいがちなので、これを機に4弦以上の高音弦のルートフォームも自在に弾けるように意識的に使っていきたいです。コードフォームがしっかり身についているとアドリブソロでコードトーンを追う時にも効果がありそうだし。
ギター&ベースデュオの良い演奏がないかなと探していたんですけど彼らの演奏が好みです。Hanlon Sherlock DuoによるDeep in a Dream。フィンガーピッキングのギターとスローなべーすでゆったりと気怠く甘い雰囲気です。
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BOSS WL-50 ワイヤレスシステムレビュー
Lowdenを買って楽器屋のポイントが大量に手に入ったのでこれを機会にと演奏環境を見直し中です。まず手始めにやりたかったのはワイヤレス化です。机周りでギターを弾くのでシールドがあるとどうしてもごちゃつきますよね。
色々と検討して購入したのはBOSSのWL-50です。WL-50はBOSSのエフェクターとほぼ同サイズのレシーバーと、下位機種であるWL-20と同様の小型のトランスミッターがセットになった製品です。使ってみてい良いところ悪いところがあるのであげていきます。
ここがいい
ケーブルトーンシミュレーションで楽器に最適な設定が可能
BOSSのワイヤレスシステムはケーブルトーンシミュレーションというあたかもケーブルを通したかのようにあえて音質を劣化させる機能が搭載されています。エレガットやアクティブのエレキは無し、パッシブのエレキギター、ベースは有りにするのがベターとのこと。下位モデルはこの機能の有無が機種毎に固定なのですがWL-50は切替可能です。
ケーブルトーンシミュレーションの有無は楽器の種類でというよりも好みで切り替えていい気がします。その点でも無、有(短ケーブル)、有(長ケーブル)と三種を切替えて試しながら好みの設定にできるのはgoodですね〜。
遅延がない
レイテンシーが2.3msと他メーカーと比較して高速な部類です。実際に弾いてみても遅延感はまったくありませんでした。
設定が簡単
レシーバーからトランスミッターを抜いて、ギター に挿すだけで完了です。こういう基本的なところがちょっとでも面倒だとだんだんと使わなくなるんですよね。
充電しやすい
下位モデルのWL-20はマイクロUSBを挿す必要があります。マイクロUSBってちまちまと小さくって挿しにくくないですか?WL-50はペダル型のレシーバーにトランスミッターを挿すだけで充電OKです。
ここがいまいち
電源のON/OFF仕様
WL-50はレシーバー側のOUTPUTにシールドを繋いだ状態だと電源がONになる仕様なんですよね。使っていない時もずっとONってのはいかにも充電池には悪影響がありそうなのでOUTPUTシールドを半抜きにするという一手間が必要です。トランスミッターを挿している時は自動で電源OFFにしてほしかったな〜。
感想
すごく快適になりました。シールドは出しっぱなしだと机周りがスパゲッティー状態に、でも片付けるのは面倒。。というストレスから完全に解放されます。もっとはやく買えばよかったです。基本は自宅で使う予定でしたがこりゃスタジオに持っていってみてもいいかもな。。
あとはルーパーとボリュームペダルと3台並べたボードを作って足元の配線をさらにスッキリさせたいですね。 というわけで演奏環境改善の道はもうちょっとだけ続きそうです。
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時間がない日は。。
ここ2、3日はバタバタと忙しくってなかなかギターをしっかり触れない。。
なのでiReal Proに合わせて曲を弾き流すという練習だけやっていました。今やっているのはAll of me、Fly to the moon、枯葉、Just friends。この4曲をiReal Proのバッキングに合わせてテーマとアドリブを弾くという感じです。
最近はアドリブもポイントを絞ってやろうと思っていて、今日は指板全体で各コードのルート音でスタートしてルート音で終わるってことを意識して弾きました。ルート→3度とか5度→ルートとかルールを変えてやるとなかなか良い練習になりそうです。
憂さ晴らしに何も考えずに弾くこともあるんですが、何も考えずに弾いてしまうと結局不完全な手癖を繋いでいくばかりで、自分の劣化コピーをどんどんと焼き増していっているような感覚に陥りますな。楽器を練習するにあたり「憧れ」ってのは大切で、上手な人に憧れてコピーして格好いいフレーズやらニュアンスやらを蓄積していって自分もうまくなっていくんですよね。中学生の頃は山崎まさよしや古いブルースマンに憧れてめちゃめちゃ練習したなぁ。。実際、あの頃が一番上達したような気がします。
そういえば山崎まさよしが新しくEPをリリースしましたね。ブルースミュージックを独特な大人のポップに仕上げていて、間奏のブルースハープが格好いい。
どことなく懐かしい雰囲気だな。。↓の「水のない水槽」を思い出しました。これシングル曲だったんですね。けっこうマニアックな匂いのする曲なのでてっきりアルバム曲かと思い込んでました。
はやく週末になってくれ〜(思う存分ギターを弾きたい〜
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ヤフオクでギターを売ってみた
初めてヤフオクでギターを売却しました。気に入っていたギターなので売れてほしいようなほしくないような複雑な気持ちでしたが、、備忘のために手順をご紹介します。
出品物は古いアコースティックギターです。相場は20〜30万円といったところ。
発送に必要なものを準備する
ハードケース、梱包用段ボール、梱包材の3点は必須です。後述するヤマト便でギターを発送するためには、ギターをハードケースに入れてさらに段ボールで梱包する必要があるので準備しておきましょう。プチプチや空箱などで隙間を埋めて段ボールの中でギターが動かないように。
Yahooプレミアム会員に登録する
ヤフオクは落札時に10%の出品手数料がかかりますがプレミアム会員だと8.8%に下がり、20万円でも2400円OFF、30万円だと3600円OFFという計算になります。プレミアム会員は月額500円程度です。ヤフオクで使える機能も増えます。
出品する
送料は「落札者負担」で「着払い」
ギターは大型荷物です。地域によって送料が変動するので着払いが楽ですね〜。
配送方法は「その他」で「ヤマト便」
3辺の合計が160cmを超える大型荷物は通常の宅急便では送れずヤマト便で送ることになります。
落札を待つ
開始価格はちょい安め、即決価格はけっこう高め
楽器屋での購入価格より1割程度安い価格を開始価格に、2割程度高い価格を即決価格に設定しました。最低落札価格っていつからか設定できなくなったんですね〜
期間
1週間に設定。人が多いであろう土曜の晩に終了するようにしました。
結果
ウォッチはつくものの入札は0。売れませんでした。。
再出品する
新規に出品しなおすのではなく再出品しましょう。再出品の場合はウォッチリストの登録ユーザーが引き継がれる&通知されます。
開始価格=即決価格でぼちぼち安め
今度は楽器店での購入時より2割程度安い価格を開始、即決価格に設定しました。
結果
翌日売れました〜!
発送する
ヤマト便の集荷依頼
ヤマトのHPから最寄りのセンターを調べて電話します。ヤマト便の集荷は電話受付のみらしい。
受け渡し
ヤマトが持ってきてくれる着払い伝票に必要事項を記入して商品と一緒に渡します。
この時に運送保険料を支払います。1万円につき10円がかかります。
受け渡しが終わったら発送連絡をして完了です。
無事に届く&気に入ってくださるとよいな〜。受け取り連絡が来るまではドキドキですね。。
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長岡亮介「LOWDEN」O-25
自分のミュージックライブラリで何気なく「LOWDEN」と検索してみる(何やってんだか、、)と、、、おお、一曲引っかかりました。長岡亮介のLOUNGE LOVERという3曲入りのミニアルバムです。誰かに借りたんだったか、すっかり忘れていて久々に聴きました。
長岡亮介といえばペトロールズ、そして東京事変のギタリストです。学生時代の軽音楽部では東京事変のコピーが人気でしたね。例に漏れず僕もやりました、林檎の唄。ギターのカッティングが小気味良くてカッコいいんですが全然うまく弾けてなかったんだろなあ。
長岡亮介はLowdenのO-25というアコギを愛用しています。僕のLowdenはS-25Jです。Lowdenはこの数字の部分が木材を表しています。だから長岡氏のも僕のも同じシダートップ、ローズウッドサイドバックです。頭のSは「Small」のS、Oは「大きい」のOで、Jは「JazzNylon」を表します。Jがナイロンってのは分かりにくい気が、、
ストリートで歌う「雨」という曲のPVに弾いている姿が見れますね。ザーザーと音の洪水みたいに鳴るギターに抑制のある歌声が格好いいです。
Nagaoka Ryosuke(PETROLZ) / "雨" - SLEEPERS FILM
「LOWDEN」って曲はきっとこのギターが大好きで作っちゃった曲なんだろうな。soundcloudで聴くことができます。
単音で小さく爪弾く、澄んだ音色で優しくコードを鳴らす。ずんと腹に響く低い音、キラキラと鈴鳴る高い音。ケルトっぽい跳ねるようなリズムで、チャッチャッと軽快なカッティングで、スライドバーでビヨ〜ンと。
アコギ一本で本当に多彩な音を紡いでいてLowdenギターの魅力をこの上なく存分に味わえますねえ。
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ジプシージャズレッスン Minor Swing→All of me→There will never be another you
ジプシージャズギターのレッスンに行ってきました。暑すぎてギターを背負って歩くのが苦行ですね〜。
Minor Swing
やったこと
まずはいつものMinor Swingセッション。伴奏が単調になることを相談して右手のバリエーションをいくつか教わりました。深夜なのでエレガットで指でこそこそと弾いています(全然ジプシーらしくないな〜
裏でチャチャッと入れるパターン
チャチャッを裏コードにするのがコツ
表でチャチャッと入れるパターン
こちらもチャチャッは裏コード
コードトレモロ
16分でジャラジャラジャラジャラ・・・
リズムを保つのが非常に難しい。練習だな。。
宿題
チャチャッとジャラジャラを入れて伴奏する
All of me
やったこと
この曲は練習した甲斐ありコードトーンを追えてきていると褒められました。ただ4バースでソロを回すとコードがぜんぜん分からなくなるという問題が判明しました。ソロに一生懸命になって次のコードを考えている余裕が、、
宿題
4バースを想定してアドリブソロとコードバッキングを交互に弾いて練習する
There will never be another you
やったこと
テーマを覚えただけの状態だったのでまずはAll of meレベルまでコードトーンを追えるように弾き込むようにアドバイスされました。あとはイントロのパターンを教わりました。
宿題
コードトーンをすらすら追う
イントロから終わりまで通して弾く
まとめ
次回レッスンは10月の頭。それまでにやることが山積みですね〜。
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ギターをワイヤレス化する
本日はギターのワイヤレスシステムについて比較します(購入用の検討メモを公開しているだけというのは秘密。。
必須条件
・エレガット 、エレキで正常に動作すること
・遅延がないこと
・充電しやすいこと
・自宅での練習で主に使いたい
練習環境
・今の練習環境はこんな感じです。
ギター
→シールド
→ルーパー(BOSS RC-1)
→シールド
→アンプ(YAMAHA THR-10)
・こうしたい。
ギター
→ワイヤレス
→ルーパー(BOSS RC-1)
→シールド
→アンプ(YAMAHA THR-10)
BOSS
4種類がラインナップ
WL-20/WL-20L
最もコンパクトなタイプで、遅延を表すレイテンシーは2.3ms。
2機種の違いはケーブルトーンシミュレーションの有無で、これはシールドを通した時の音質劣化を再現するための加工を施すかどうかということらしいです。つまり前提としてワイヤレスの方がシールドよりも音の劣化が少ないってことですね。
エレキは有りのWL-20、エレガットは無しのWL-20Lを選ぶの最適とのことです。両方で使いたいから微妙だなあ。
充電はマイクロUSBケーブルを挿すという方式で簡単です。
価格は2万円。
WL-50
WL-20、WL-20Lを足して、レシーバーをエフェクターみたいな形にしてペダルボードに組み込めるようにした機種。レイテンシーは同じく2.3ms。
ケーブルトーンシミュレーションを切替可能なのでエレキ、エレガットもばっちり対応です。
充電はレシーバーにトランスミッターを挿すという方式で、ケーブルを挿すより楽ですね。
ルーパーとケーブルで繋いで電源供給できる点も○。
価格は2.2万円。
WL-60
WL-50に液晶を付けて細かいセッティングができたり、電池残量や接続状況を視認できるようになったモデルです。オーバースペックだしトランスミッターが大きいのでこちらは候補から除外。
LINE6
RELAY G10S
BOSS WL-50と同じくペダル型のレシーバーです。レイテンシーは2.9ms。
WL-50とだいたい同じだと思いますが、比較して電池残量の視認性が良いのと、伝送範囲が倍の40mです。
価格は2.8万円。
LINE6の他のモデルは軒並みトランスミッターが大きいので候補から外しました。
Xvive
XV-U2
BOSS WL-20と同様にレシーバーがトランスミッターと同形状のコンパクトなタイプ。
レイテンシーは6msと劣りますが、価格は1.3万円とかなり手頃。ただピエゾピックアップだとノイズが乗る可能性があると注意書きがある(実際乗ると先生が言っていた)のでそこがイマイチかな。
充電方式もWL-20と同じマイクロUSBケーブル。こちらは送受信機の両方に挿さないといけないのが地味に面倒くさそうです。
まとめ
僕はBOSS WL-50を注文しました。最初に挙げた必須条件と比べるとこんな感じなのでぴったり。
・エレガット 、エレキで正常に動作すること
→ケーブルトーンシミュレーションの有無で最適なモードを選択可能
・遅延がないこと
→レイテンシーが2.3msと他メーカーより小さく高速
・充電しやすいこと
→トランスミッターをレシーバーに挿すだけ。ケーブルレスが○
・自宅での練習で主に使いたい
→ルーパー (BOSS RC-1)への電源供給ができる。BOSS製品どうしなので相性もいいのでは?
ワイヤレスってこんなにたくさん出てるんですね。記事に挙げていない機種やメーカは他にもわんさかありますので、用途に合わせて検討すると良いと思います。
WL-50が届いたらまたレビューしますね〜。
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ジャズ用エレガットの候補たち
ナイロン弦でジャズを弾く時って皆さんどんなものを使っているんでしょうね。Lowden S-25Jにたどり着くまでにいくつか検討に上がったのでザッとご紹介します。ずいぶん前に弾いたものが多数なので記憶は朧げですが。。
↓こんなギターを紹介します。
- Taylor
- Asturias Tsuji S-CW-C,S-CW-C
- 西野春平
- Martinの現行エレガット
- Martinのビンテージのナイロン
- Cordoba
- Antonio Sanchez
- Martinez
- Lowden
- まとめ
Taylor
現行品のエレガットはエントリーモデルが9万円前後、最高峰モデルは50万円程度と価格帯の幅が広いです。
ネックがスリムで非常に弾きやすく生音も響きます。新品も中古品も数が多くて手に入りやすいところもいいですね。
ただ標準モデルにシダートップがないのが寂しいなあ。以前はNS72ceというモデルがラインナップされており小沼ようすけの使用で有名です。現行品だとジェイソン・ムラーズモデルがシダートップですがクセが強い。。
Asturias Tsuji S-CW-C,S-CW-C
30万円。トップがスプルースとシダーの2タイプがリリースされています。丸いツノみたいなカッタウェイのシェイプも独特でキュートです。ネックがスリムで弾きやすいのと、L.R. Baggs Dual Sourceが載っていてマイクとピエゾをブレンドできるのでアンプを通した時の音が良くてびっくりしました。シダートップの温かい音色が好みです。アストリアスの中でも辻渡の名前が付いているモデルはそうでないものと比べるとずっと良いですね。1.5〜2倍の価格差があるので当然か。
西野春平
40万円。クラシックギターの世界は分かりませんが個人制作家の楽器としては比較的リーズナブルなのかな。シダートップ、カッタウェイという求めていた仕様もあります。生音の響きが抜群に良い。ただクラシックの製作家だけあってネックの握りがごつめで僕の手には合いませんでした。ネックさえ合えば間違いなく良いギターなので一度弾いてみるべきです。先述のAsturiasと比較対象になるギターですね。
Martinの現行エレガット
25万円。カッタウェイでピックアップの操作系もシンプルで扱いやすく、音色は良くも悪くもクセがないのでボーカリストの伴奏なんかには良さそうな印象を受けました。僕が弾いたのは000Cというモデルでしたが、今はその後継モデル000C-12-16E Nylonが出ていて、こちらはより伝統的なアコースティックギターの素材を使用した上位互換機みたいです。旧モデルは生音が弱い印象があったので、新モデルは良さそうですねー。
Martinのビンテージのナイロン
Martinは18Gだとか28G、18C、28Cなんてモデル名で1930年代からナイロン弦ギター を生産していました。GはガットでCはクラシックですかね。Gの方が古いモデル名です。
例えば00-18モデルは25万〜、28モデルは50万〜が相場みたいです。温かみのある音色で、現行のエレガットモデル000Cと比べると生音の響きは断然こちらに軍配が上がります。ジャズやボサノヴァはもちろん、懐かしいフォークの伴奏なんかにもいいんじゃないかな。クラシックは合いませんね〜。僕はこのギターを買いました。
Cordoba
GK Studioは8万前後、その上位機種のGK Proは18万円くらいです。Studioを弾きましたが、フラメンコメーカーらしい音の立ち上がりの早さで気持ちがいいです。一気に最大音がパンと出るような印象。ピックアップもマイクとピエゾをミックスできるタイプでいい音です。10万以下で探すなら筆頭に上がるんじゃないでしょか。
Antonio Sanchez
カッタウェイ付きのエレガットモデルは20万円〜。生音の響きが良くクラシック曲を独奏してもよさそう。クラシックもジャズもって方にはぴったりかもね。
Martinez
mscc-14というモデルが有名です。独特な見た目が好みではなくて候補からは外していました。同じ教室でジャズをやっている生徒さんが弾いていましたが似合う人が持つと格好がいいギターですね〜。明らかにポップス向けですし使い勝手がよさそうな楽器です。
Lowden
シダートップのS-25J、スプルーストップのS-32Jがあります。このシダートップが今のところの僕の答えです。
ネックも細くてスチール弦から持ち替えても違和感なく弾きやすく、音も良いです。単純に大きい音というわけではなくダークな音を含んでいて複雑な響きがあります。しかもそれが簡単に鳴るというのがすごいところ。うまくコントロールしていけばもっとニュアンスあるプレイができるような懐の深さがあります。
仕上げは上に挙げたどのモデルより美しいです。ただ価格が、、シダーで60万、スプルースで70万、、さらに上のモデルは150万、、納得してるからいいんですが、、高い、、
まとめ
クラシックのためじゃないガットギターをお探しの方の参考になると嬉しいです。ネックの握り、音色をどれくらいクラシックギターに近くするかというところに各メーカーのこだわりがあって個性豊かです。楽器屋で弾き比べるのがベストですが、弾けない人はまずナット幅から候補を絞るのがいいんじゃないかな。アコギ、エレキで慣れている人がいかにもクラシックな太〜いネックに持ち替えるのはやっぱりしんどいと思うので(僕がそうでした。
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ジプシージャズでAll of meをちょこっと改善
昨日の録音の反省を活かしてまたAll of meを弾いてみました。今回もLowdenのガット。良いギターなのでこればかり弾いてしまいます。
昨日よりいいところ
フレーズの頭と終わりが分かりやすくなりました。最初の音と最後の音を意識して弾いたからかな?基本的には最初の音はルート、3度、5度を弾くのがいい感じで、多分最後はルートで落とすのが安パイな気がしています。
これでちょっと余白ができてきたのでは。ギターでも管楽器奏者の呼吸の間みたいなものが大切な気がしますね。弦楽器ってずっと弾き続けられるので意識的に休みを作らないとダメだな。
まだまだいまいちなところ
リズムがださい
まだだら〜っとした感じが抜けないのはリズムが単調だからだと思います。3連符で駆け上がるような早いフレーズなんかがこのジャンルの一つの華だと思うのでどこか一箇所でいいから弾けるようにしよう。
音を外す
うー、頑張ります。これに関連して録音を聞き返した時にジプシージャズのカッコいいフレーズをうまく弾けてなくてダサく感じることが多いです。これはちゃんと正解のフレーズをじっくり調べてストックすべきですね。
きっと昨日よりよくなってますよね。。?
↓昨日の録音
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All of meのできていること/できていないこと
今日もジプシージャズでAll of meを練習しました。昼休みにDupontを弾いて夜にはLowdenを弾いて、、テレワークも悪くないですね〜。
Lowdenで指弾きしたのを録音してみました。バッキングはyoutubeから。
いいところ
コードが仄かに感じられるようになったかな。。ほのかにね。。
でももっと1音目に何を弾いているかを把握しながら弾けるようになりたいところです。
いまいちなところ
音を外す
これはコードトーンを追い切れていないからですね。指板全体が把握できていないのですぐに迷子になっちゃう。
特に3,4弦が難しく感じます。みんなそうなのかな?
5,6弦はコードを押さえるときにルートの音になるので覚え易くて、1弦は6弦と同じだからこれも簡単。2弦はなんでだろう。。1弦とセットで覚えている気がします。
→3,4弦だけでコードを弾く、ソロを弾く練習をしてみたらけっこういい感じでした。こりゃ頭の体操だな。
余白がない
これの原因の一つはおそらく上手に終われないからなんですよね。あ〜止まれない止まれない!このまま次いっちゃえ!みたいな感じです。
→着地のパターンをストックしようと思います。なんとなくですが2小節か4小節で区切るのがいい気がしています。あと最後の2小節はとても大事ですね。ルートか3度で着地できるように練習してみます。
ポイントを一つ一つ抑えていけばきっと良くなるだろう。。なりますよね。。?
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ジプシージャズレッスン予習復習編
レッスンが近いのでジプシージャズの練習です。ここのところ新しいLowdenばかり弾いていたので久々のマカフェリ。どちらのギターもヨーロッパらしくはあるんですがアイルランドとフランスで面白いくらいキャラクターが違いますね。おごそかな森の雰囲気のLowdenに対してうるさくて砂っぽくてでもプライドは高め、そんな感じがマカフェリです。一度でもマカフェリを弾くと独特の出音が気持ち良すぎて他のギターじゃ物足りなくなるんですよね。
さてジプシージャズはレッスンでAll of meとThere will never be another youの2曲を練習中です。ジプシージャズ練習記をブログに書くのは初めてなので今どんなことをやっているかをザッと。自分の中の整理も大いに兼ねています。
All of me
ビレリ少年の演奏です。ベースまでやってる。。!
Bireli Lagrene - All Of Me (French 14 Years Old)
前回までに習ったこと
・コード:進捗○
2コーラス分をバリエーション豊かに模範演奏して貰ったのを真似して弾く。
・イントロ:進捗○
最後の8小節をベースにしたイントロを1パターンだけ弾けるように。
・コードトーンアルペジオ:進捗△
5弦ルートでコードトーンを追う。
マイナーコードはメジャーに置き換えて考える。
けっこう詰まります。。
・自作ソロ:進捗○
コードトーンアルペジオを念頭にワンコーラス分のソロを作る。
次回までにやること
・自作ソロ:進捗×
前回作ったソロをすらすらと弾けるようにする。
まだ全然弾けません。。
・終わり方:進捗△
1パターン考えて弾けるようにする。
とっさに弾けないんですよね〜。
There will never be another you
大人になってますます無敵になったビレリ。そしてアンジェロ、ストケロの演奏。皆さん異常にギターを弾くのがうまいなあ。
There Will Never Be Another You
前回までに習ったこと
なし。こちらは次回が初レッスン♪
次回までにやること
・テーマ:進捗○
まずはテーマをすらすら弾けるようにする。
・コードトーンアルペジオ:進捗△
コードトーンを追う。詰まり詰まりならなんとか。。
と色々書きましたがジプシージャズはそもそもの基礎的なことが難しすぎて全くできてないです。独特のピッキングがとにかく難しすぎる〜。 ま、じっくりやるしかないですね。
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■本日のおすすめ
ビレリ少年の演奏が聴けます。この後エレクトリックなフュージョン系に行ってまたジプシージャズに回帰するんですよね〜。そこがまたかっこいいな。
カネコアヤノ「さいしん」ライブDVDを観ました
カネコアヤノの無観客ライブ映像『カネコアヤノ 単独演奏会「さいしん」2020.6.25 ザムザ阿佐ヶ谷』を観ました。
会場では4人が中心に向かって十字に向かい合うような形で演奏していて、音楽で一つの世界を作り上げている感じや熱意がひしひしと伝わってきます。まるでこのザムザ阿佐ヶ谷の舞台の中央に音楽を捧げているような雰囲気があります。
メンバーのそれぞれの足元には小さな絨毯が敷かれていて、これは新型コロナの今の状況を仄めかす舞台装置なんだろうな。つまりは絨毯は家の比喩であり、また人と人との距離の可視化です。
『カネコアヤノ 単独演奏会「さいしん」2020.6.25 ザムザ阿佐ヶ谷』
無観客ライブとしては誰もいない客席を向いて歌う形式もありえましたが、彼女たちが選択したのはそうではなく4人だけのクローズなライブということなんでしょうね。どうしたって閉じていることしかできない今だからこそ、取り繕ったような(つまりあたかも観客がいるかのように振る舞う)ライブをしない。そういうところが彼女の良さだと思います。「すべてのこ〜とに〜理由がほ〜しい〜♪」と歌ってますからね。
僕たちは彼女らの演奏を覗き見しているような感じです。カネコアヤノのライブはほとんどMCもないし、もともとそういう性質があるのかもしれないな。作り上げた世界をほんの1、2時間観賞させてもらっているような素敵なステージです。
もちろん音もいいですが、照明やカメラワークが実に格好いいです。バンドメンバー、衣装、撮影、演出、音響etcとたくさんの人が関わっているんでしょうけれど、一緒に作り上げていく人に恵まれてますます良さが引き出されていきますね〜。
ちなみに林の長尺ギターソロもしっかり健在でファンとしては嬉しかったです。引きで撮っているときは足元も見えているので詳しい方なら使用機材もわかっちゃうかもですね。
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■以下は、この記事で紹介した本やCDのAmazonリンクです
今回のライブでは定番曲のアーケードを珍しくやらなかったですね〜。曲数も増えてきてセットリストはこれからどんどん変わっていくんだろうな、楽しみです。
Just Friends テーマメロディ
Fly me to the moon、枯葉と進んできた「目からウロコのジャズギター」ですが、次はJust Friendsです。この曲は恋人からただの友達に戻る(だが本当は以前と同じ関係ではいられないことを知っている)という内容の別れの歌です。Jim HallとRon Carterのギター&ベースデュオの演奏が好きです。
本の解説は一旦読み流して、今日のところはテーマメロディの暗譜をやりました。keyはFなのでFメジャーを基本的に弾きます。Fメジャーの音はファ、ソ、ラ、シ♭、ド、レ、ミなのでこの音でメロディは構成されています。あ、シ♭は使われていませんね。そして例外的にFメジャーキーの外の音であるド♭、レ♭が登場します。
シ♭を使わないのはアボイドノートだからでしょう。Cメジャーで言うとドに対するファ。4度の音ですね。そうするとFメジャーキーのCメジャーキーからシを抜いて弾くのと同じということか。
レ♭は3小節目のB♭m7で登場。前小節のB♭△7の3度の音(レ)が、マイナーコードなので半音下がってレ♭に変化しているということです。前後のコードの動きが分かる特徴的な音を意識して使っている感じですね。
ド♭が現れるのは7小節目のA♭m7。ノンダイアトニックコードですが、なぜここで♭Ⅲm7と弾くんでしょうね?ここのド♭はA♭m7の3度の音を弾いています。
妙なコードが出てくるところでは妙な音を弾く。そしてその妙な音=おいしい音ということを意識するとテーマメロディもうまく覚えられるかもしれないなあ(全然覚えられない人なんです。。
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1曲目のSt.Thomasも大好きです
Just Friendsのコード&メロディは黒本を参照しました