ぎびじゅんがく

さくのギターMEMO

ジャズギター、アコースティックソロギターを弾いています

ジャズギター勉強会6

最近凝っていたエレガットボードがひとまず完成。

だいたい満足のいく音が出るようになり嬉しい限りです。

 

ボードの話は別の機会に回しまして、本日は週に一度のジャズギター勉強会でした。

いつものように教本は宇田さんの「3年後にジャズギターが弾ける練習法」です。

 

今回はLESSON15:テンションコード&16:コンピングを勉強しました。

 

■テンション・コード

コードはコードトーンで構成されます。

 CM7:C, E, G, B

 

例えばCM7にDをテンションとして加えることができます。

 CM7(9):C, E, G, B + D

 

テンションには以下の種類があります。

 9th系:b9, 9, #9

 11th系:11, #11

 13th系:b13, 13

 

コード毎に使えるテンションと使えないテンションがあります。

 

Key CのIM7であるCM7だと使える音は、

 C, D, E, F, G, A, B

これはつまりイオニアンスケールです。

 

この中でコードトーンは

 C, E, G, B

 

残る音がテンションです。

 D, F, A

 

これらのテンションをCを基準に度数で表すと、

 D = 9th、F = 11th、A = 13th

 

ただし11thであるFの音はCM7のコードトーンであるEの半音上に当たります。

コードトーンの半音上にある音は、コード上で弾くと不協和な響きとなります。

この音は基本的には避けるべき音、つまりアボイドノートです。

 

この他、コードトーンの3rdとトライトーンを構成する音もアボイドです。

 Bm7(b5):B, D, F, A

 Eフリジアン:B, C, D, E, F, G, A

 テンション:C, E, G

b13thであるGはBm7(b5)のm3度であるDに対してトライトーンに当たるためアボイドです。

 

いやぁ。。これは。。

う〜ん、むずいすね。。

Key CにおいてDm7を見たときに

・Dm7のコードトーンがD, F, A, Cであること

・Dm7でE, G, Bがテンションとして使えること

・DドリアンがD, E, F, G, A, B, Cであること

・Key CがCMスケールで成り立っていること

これらが指板上に同時に見えることがポイントなのかな〜という話をしました。

加えてアボイドノートですね。

 

■コンピング

要はバッキングですよね。

がっつりバッキングというより、例えばベースがいる時に中音域〜高音域でッチャッチャッみたいなバッキングすね。

まぁやってみましょうか。

 

というわけで課題のコード進行に合わせてコンピング演奏。

 

けっこう難しいすね。。

リズムを良いところにいれるのが難しいです。

あとはさっきのテンションをうまく入れられるとよさそうですね。

テンションを含めたコードのバリエーションを増やせば手数が増えるってことですね。

 

みたいな感じでここはサラッと終わりました。

というかここは奥深すぎてサラッと終わらざるをえないなぁ。

 

■Fly meをやっつけるために持っている武器一覧

・ソロ編

Amペンタスケール

C△スケール

コードトーン

モードスケール(コードトーン+テンション)

2-5-1の5でオルタード(G7)

セカンダリー・ドミナントでオルタード(C7、E7、A7)

アボイドノートを避ける

・バッキング編

四つ切り

ウォーキングベース(ルートに半音で迫る、スケールトーンで迫る)

テンションコード

コンピング

 

これにて教本は完了です。

次回からは教本で学んだ知識を曲で実践。

これまでにやってきたFly me to the moonに加えてOn the sunnyside of the streetを課題曲にしました。

解釈と演奏をやっていく予定です。

がんばろ〜