最近凝っていたエレガットボードがひとまず完成。
だいたい満足のいく音が出るようになり嬉しい限りです。
ボードの話は別の機会に回しまして、本日は週に一度のジャズギター勉強会でした。
いつものように教本は宇田さんの「3年後にジャズギターが弾ける練習法」です。
今回はLESSON15:テンションコード&16:コンピングを勉強しました。
■テンション・コード
コードはコードトーンで構成されます。
CM7:C, E, G, B
例えばCM7にDをテンションとして加えることができます。
CM7(9):C, E, G, B + D
テンションには以下の種類があります。
9th系:b9, 9, #9
11th系:11, #11
13th系:b13, 13
コード毎に使えるテンションと使えないテンションがあります。
Key CのIM7であるCM7だと使える音は、
C, D, E, F, G, A, B
これはつまりイオニアンスケールです。
この中でコードトーンは
C, E, G, B
残る音がテンションです。
D, F, A
これらのテンションをCを基準に度数で表すと、
D = 9th、F = 11th、A = 13th
ただし11thであるFの音はCM7のコードトーンであるEの半音上に当たります。
コードトーンの半音上にある音は、コード上で弾くと不協和な響きとなります。
この音は基本的には避けるべき音、つまりアボイドノートです。
この他、コードトーンの3rdとトライトーンを構成する音もアボイドです。
Bm7(b5):B, D, F, A
Eフリジアン:B, C, D, E, F, G, A
テンション:C, E, G
b13thであるGはBm7(b5)のm3度であるDに対してトライトーンに当たるためアボイドです。
いやぁ。。これは。。
う〜ん、むずいすね。。
Key CにおいてDm7を見たときに
・Dm7のコードトーンがD, F, A, Cであること
・Dm7でE, G, Bがテンションとして使えること
・DドリアンがD, E, F, G, A, B, Cであること
・Key CがCMスケールで成り立っていること
これらが指板上に同時に見えることがポイントなのかな〜という話をしました。
加えてアボイドノートですね。
■コンピング
要はバッキングですよね。
がっつりバッキングというより、例えばベースがいる時に中音域〜高音域でッチャッチャッみたいなバッキングすね。
まぁやってみましょうか。
というわけで課題のコード進行に合わせてコンピング演奏。
けっこう難しいすね。。
リズムを良いところにいれるのが難しいです。
あとはさっきのテンションをうまく入れられるとよさそうですね。
テンションを含めたコードのバリエーションを増やせば手数が増えるってことですね。
みたいな感じでここはサラッと終わりました。
というかここは奥深すぎてサラッと終わらざるをえないなぁ。
■Fly meをやっつけるために持っている武器一覧
・ソロ編
Amペンタスケール
C△スケール
コードトーン
モードスケール(コードトーン+テンション)
2-5-1の5でオルタード(G7)
アボイドノートを避ける
・バッキング編
四つ切り
ウォーキングベース(ルートに半音で迫る、スケールトーンで迫る)
テンションコード
コンピング
これにて教本は完了です。
次回からは教本で学んだ知識を曲で実践。
これまでにやってきたFly me to the moonに加えてOn the sunnyside of the streetを課題曲にしました。
解釈と演奏をやっていく予定です。
がんばろ〜