年明け早々、Maxonの古いペダルの出物がある。
フェーダーが並んだ青いイコライザーだ。
そんなものを買う予定はなかったのだが、Jeff Parkerのボードに載っていたことをふと思い出してしまい、気がついたら手元に届いていた。
Jeff Parker、、僕には彼のトーンが心地よい。
CrowtherのHot Cakeを足元に置いているのは元はと言えば彼の真似だ(Verが違うけど、、)
EHXのFreezeもそうだ(これもSuperegoという後継ペダル、、)
目下オーダー中の薄胴フルアコだって少しは影響されている(彼は335で僕のは330タイプ、、)
ん、なんだかどれもこれもストレートな真似ではなくちょっとずつずれているなあ。
そして今回のGE-601も例に漏れずである。
どちらも同じMaxon GE-601だが見た目からして異なる。
彼のものは凹凸のない直方体に一般的な丸型のフットスイッチだ。
対して僕が手に入れたのはスイッチが四角の所謂キャラメル型で、フェーダー部が一段下に落とし込まれた筐体である。
どうやら前者がリイシュー、後者が80年代のオリジナルのようだ。
両者の音色の違いは比較できないが、オリジナル版を使った感想。
まず音が太いのが嬉しい。
そして各フェーダーの掛かりが良好だ。
モコモコとくぐもったサウンドから、高域がパキッと立った音色まで直感的に操作できる。
僕の愛用アンプはPrinceton Reverbで、こいつにはMidノブがない。
足元にこのGE-601を置くことでより好みの音作りが可能になった。
出先で演奏する際にも手早く狙ったトーン調整に一役買ってくれそうだ。